ビタミンK

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ビタミンKについて

医師や薬剤師さんからビタミンKについての説明を受ける時や
当サイトでの表現としても、よく「ビタミンK」と言っていますが
正確にはビタミンKは、K1〜K7までの7種類があります。

ビタミンK1とビタミンK2は天然に存在していて、
ビタミンK3〜ビタミンK7は化学的に合成されたものです。

ビタミンk1(化学名:フィロキノン)は
植物の葉緑体で作られるので緑色の野菜や海草に多く含まれています。

ビタミンk2(化学名:メナキノン)は
微生物によって作られるので納豆などの発酵食品に多く含まれています。

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ビタミンKの働きについて

ビタミンKは、出血した時に血液を凝固させて止血に働きます

血液には、異物に触れたり、血管の外に出たりすると(出血すると)
固まろうとする働き(凝固機能)があります。

この血液凝固因子は肝臓で作られるのですが、
その凝固因子であるタンパク質の合成にはビタミンKが大きな役割を担っています。

ワーファリンはビタミンKの合成を妨げる抗血液凝固作用を持つ薬です。
ビタミンKの合成を妨げることによって、血栓ができるのを予防します。

私の夫は人工弁なので、
人工弁に血栓ができないように予防する目的でワーファリンを服用しています。

逆に言うと、ビタミンKはワーファリンの抗血液凝固作用を妨げます。
ワーファリンの効果が弱まると、血栓形成が促進されてしまいます。

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ビタミンKと骨

ビタミンKの働きとしてはもう一つ、カルシウムの沈着を助ける働きがあります。

骨に含まれるタンパク質で一番多いのはビタミンCが関わるコラーゲンですが
次に多いのがオステオカルシンなどビタミンKが合成に関わるタンパク質です。

オステオカルシンはカルシウムの骨への沈着を助けるので、
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の治療にも使われています。
(骨粗鬆症とは、骨の量が減ってスカスカになり
骨折をおこしやすくなっている状態、もしくは骨折をおこしてしまった状態のことです。)

ワーファリンには、飲み合わせで注意しなくてはいけない薬が多く存在しますが
骨粗鬆症の治療薬の一つである「グラケー」とワーファリンが併用はできないというのは、
上記を理解するとなるほど・・・・と思えますね。
(グラケーはビタミンKを補給する薬です。)

・・・・以上の事を踏まえると、私はファーワリンを服用する事によって
将来的に骨粗鬆症になりやすいなどの骨への影響はないのかな・・・・と思ってしまうのですが
医師や栄養士さんからもそのような注意を受けた事はありませんし、
心臓病などについての本を読んでもそのような事は書いてありませんでした。
(私が読んだ数冊の本だけの話なので、調べ足りていないだけかもしれません。)

それでも心配なので、ネットでも調べてみたのですが
財団法人日本心臓財団のホームページでは
「心臓病をよく知ろうQ&A」の
ワーファリンを服用する場合の注意について(2007年5月更新)」のコーナーで
『骨への影響はないとされています。』と書かれています。

あとは、ワーファリンについてのサイトではなく
「マルファン症候群」という病気のサイトではあったのですが
ワーファリンと骨密度についての記事を見つけられました。
こちらの記事では、ワーファリンと骨密度には関係があるのではないかと考え
ワーファリン服用者へ『カルシウムを多くとり、日光浴を十分して骨を丈夫にしましょう。』と
提起されています。

私が心配性なだけかもしれませんが
我が家では骨粗鬆症にならないように注意していきたいと思っています。

骨粗鬆症の予防については簡単に記しておくと、
基本的な内容になってしまいますが以下の事に気をつけています。

  1. 「カルシウム」と「カルシウムの吸収を助けるビタミンD」を積極的に摂る。
  2. 適度な運動をする。(運動は骨を丈夫にするので。)

もちろん、体に無理のない運動であるとか
カルシウムを多く含む食品には青菜がありますが、これはビタミンKも多く含んでいるので
牛乳などの別の食品からの摂取にする・・・などの注意は必要です。

(カルシウムやビタミンDついて書いていくと長くなってしまうので省略させていただきます。)

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ビタミンKは脂溶性ビタミン

ビタミンは油に溶ける「脂溶性ビタミン」と、水に溶ける「水溶性ビタミン」に分類されます。
脂溶性ビタミンは体内に貯蔵できますが、
水溶性は使われないと排泄されます。

脂溶性ビタミン
ビタミンK、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE
水溶性ビタミン
ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12
葉酸、パントテン酸、ビオチン

【ビタミン豆知識】
水溶性ビタミンの中でも特に水に溶けやすいビタミンCやビタミンB1は
野菜を切って水にさらしたりしている間にも栄養が失われてしまいます。
主婦の方はよく「野菜を煮込んで、汁ごとそのまま飲めるスープは栄養を効果的に摂取できる」と
いうのを耳にすると思うのですが、それはこの水溶性ビタミンの事を指しています。

脂溶性ビタミンの中でも、特にβ-カロテンは
油を使った調理でないと吸収率が落ちるのも有名です。
例えば、ホウレン草ならおひたしよりもバター炒めのソテーの方が
β-カロテンを効果的に摂取できます。
(β-カロテンはプロビタミンAと呼ばれ、体内で必要に応じてビタミンAに変わります。)

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